プサン慶州旅行2日目12/28(木)3時過ぎに目が覚めその後眠れず4時過ぎにベットから出る。 風呂にお湯を張りまずは朝風呂。 今日は釜山から日帰りでも行ける世界遺産の街、慶州(キョンジュ)へ行く予定。 慶州はかつては古代王朝新羅の王都として栄え、現在も多くの遺跡や文化財が集まる場所で世界的にも有名な観光地。 日本でいう京都のような所。 4:55ホテルを出て駅に向かう。途中の食堂で朝食。 ここで自分の「キンパ」とO氏の分の「うどん」を頼む。しかし上手く通じず「キンパとうどん」が2人分来た。 朝からこんなに食べれないし、また始発の地下鉄の時間も迫っていた為キンパを指差し「テイクアウト!」 地下鉄に約30分強揺られ1号線の終点、老圃洞(ノポドン)という何処か危ない国のミサイルのような名前の駅に行く。 駅から隣接している釜山総合バスターミナルに行き、ここで慶州行きのチケットを2枚買う。
案の定、親切な人でバスの所まで案内してくれた。 6:20頃出発、出てすぐに高速道路に入りガンガン飛ばして行く。車内で先程のキンパを食べながら約1時間弱で慶州らしきインターを降りる。 そして5〜6分でバスターミナルに到着。 しかしドアも開かず誰一人降りようとしない。そうしている内にまた動き出した。 停車場所を移動するのかと思っていたらターミナルを出て街中を走り出した。(エッ!ここ慶州じゃないの?) しかしどう見てもここは慶州。ネットで調べた慶州バスターミナルの画像のままの風景。 もしかして、このバスの終点は慶州じゃないのかと頭の中をよぎる! すぐ近くの席にいる人に「ヨギガ、オディエヨ(ここ何処)?」「キョンジュ?」と尋ねると頷いている。 「ネリムニダ(降りる)」「キョンジュ、ネリムニダ」と言うと、その年配の男性は大声で運転手に何か言ってくれた。 丁度、交差点で停車中だったので扉を開け降ろしてくれた。 (危ない!危ない!どこか韓国の知らない街へ連れていかれるところだった) バスを降り10分程ターミナルの方へ歩き、近くに居る人に「ブルクッサ、ヘン、バスヌン、オディエヨ?」(仏国寺行きバス乗り場は何処?)と聞き、紙に10番11番の仏国寺(ブルクッサ)を周るバス番号を見せる。 すぐ近くのバス停を教えてもらい、バス停に行く。 バス停にいた年配の男性に10番11番のメモを見せ「ブルクッサOK?」笑顔でOK!の答え。 その後英語を交え色々聞いてくる。日本人か?何処から来た?等々、会話をしている途中でバスが来た。 これに乗る様に教えてくれたのでバスに乗り込む。料金を払い運転手に「ブルクッサOK?」「ネー!」
今日、明日と冬型の気圧配置が強まり寒くなる予想だがその通りの天気。 まだ早朝のためか誰も居ないし何処も開いていない。事前調べでは開園は7時からなのでもう開いているのだが、何処から入るのかも解らない。 御土産屋の方に行くと女性が歩いていたので「ブルクッサ、オディエヨ?」丁寧に教えてもらったあと一応「オープン?」「ネー、オープン!」 チケットを購入し世界遺産の「仏国寺」に入る。 国宝を始め貴重な文化財が沢山有るのだが「猫に小判」「豚に真珠」何だか良く解らない! 30分ほど掛けて見て周ったが中にもお客は自分達以外誰も居なく結局最後まで誰とも会わなかった。
駐車場にはバスが何台も停まっていて、さすがにこの時間になると人も増えてきた。 観光バスっぽくないバスを探し「ソックラム、シャトルバス?」「ネー」料金を払い乗り込む。 バスにはアジョンマが数人乗っていて運転手と親しそうに話していた。どうも皆、客ではなく従業員か関係者みたい。 8:40に発車、山道を15分程登り石窟庵の駐車場に着く。この駐車場は尾根にあり、両方向から絶景が楽しめる。
韓国のパンフレットでよく見る土で出来た様な大仏が石窟庵。(撮影禁止なので写真はなし)
慶州のパンフレットを貰い11番のバスで30分程乗り慶州中心部に戻る。 慶州の国鉄駅で降り街中を散策に向かう。
という事で街中の散策で慶州全ての世界遺産を周ったことになる。 まずは駅前の繁華街を歩く。アジョンマが道路で店開きをして色々な物を売っている。 さらに10分程バスターミナルの方に進むと街中に古墳公園が現れる。
日本からプリントして来たこの店のメニューを指差し「カルビタン」を注文。O氏も同じ物。 間もなく次から次と広いテーブルに載らないほどの数の皿が並べられる。ケジャン(カニのコチュジャン漬け)やカキ等海産物も有り結構満足出来る内容。まるで韓定食の様。
O氏に「これいくらだと思う」と聞いてみると暫く考えて「結構するだろ?」 「全部で1人W5000だ!」と言うとそれは絶対無いと言い、昨日の小さなカンに入ったウーロン茶と同じな訳無いと言い出した。 食べ終え店のアジョンマに「オルマイエ?」すると笑顔で人差し指一本を立てた。 「ま、ま、まさかW10万」 ドキドキしながらW1万を出すとまた笑顔で「カムサハムニダ」。 一度ぼられるとどうもトラウマなっている様だ! 店を出て今来た道を戻り今度は大陵苑(テヌンウォン)。 バスターミナルから慶州駅に向かう大通りに面している裏手の入り口でチケットを買いここから入る。
大陵苑の中をのんびり散策して正門から出てお土産屋をチラッと覗く。
大陵苑から月城大公園の横を通って瞻星台に行く道は入り口に観光馬車こそいたが他は何も無く周りもだだっ広い平原が広がる悠然とした風景。まっ、悪くいうと荒涼とした風景が広がっている。特にこの日は寒風が吹き荒れ、 所々にある水溜りも氷が張っていた。
皇南パンは「慶州市伝統食品」「慶尚北道指定名品」にも指定されている慶州名物のお菓子。 ここで4個を買って2人で2個づつ記念に食べてみる。 「こしあんがたっぷり詰まった饅頭」というかんじでパンというイメージではない。韓国の菓子にしては珍しくあまり甘くないのが結構イケル! 店を出て10分程歩きバスターミナルに着く。
地下街をぶらっとしてロッテデパートを上のレストラン街から免税店、地下食品売り場と順に冷やかして行く。 ロッテデパートを出て西面市場をぶらつく(モッチャコルモッ)という食べ物通りがあり、おでん、さきいか、トッポキ等のB級グルメの店が所狭しと集まっている。
注文したのは「肉類、魚介類の盛り合わせ(中)」(中)でも量が多すぎ2人で食べ切れなかった。
2時間近く飲み食いした後、夜の西面を散策しながら地下鉄西面駅に行く。 自動販売機で切符を買い、自動改札を抜けホームに行く。しかしよく見ると逆方向のホーム。向かいのホームに抜ける道を探すが見当たらない。 適当な人を見つけ身振り手振りで聞いてみる。すると1回改札を抜けて反対側に行く様に言っている。 改札を抜けるという事はまた切符を買わないといけない。それは無いだろうと思い、場所を変えまた違う人に聞く。 すると自動改札を潜って行けというゼスチャー。別の人も近寄ってきてそう言っている。 改札の所に行くと自動改札を潜って抜けている人が他にもいたので、自分らも真似してくぐり抜け反対のホームへ! 日本じゃ考えられない事だがここではよくある光景か?
また、改札をくぐるのも嫌なので上りと下りが同じ、真ん中にホームのある南浦洞の駅まで行きそこから引き返し凡一洞へ行く。 コンビニで買い物をしてホテルに戻ったら20時過ぎ。昨夜と同じく風呂に入りビールタイム。 明日は自由に市内観光の予定。幾つかの候補地は用意してあるが明確な予定はまだ決めてはいない。 のんびり8時近くに起きそれから行動の予定。アバウトな予定を立て0時半頃ベットに入る。 |
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