プサン慶州旅行3,4日目12/29(金)5時前頃にお腹の調子が悪く目覚め、トイレに行く。 また寝るがお腹の調子が悪く熟睡できない。下痢気味でまたトイレ。 シャワートイレでないためどうも気持が悪い。風呂にお湯を張り朝風呂でさっぱりする。 お腹が痛いのに加え体がだるい。風呂から出て、テレビをつけゴロゴロと9時近くまで。体調が悪いせいか中々行動に移れない。 9時になったので踏ん切りをつけ行動開始。ホテルを出て初日行った「キンパ天国」に朝食を食べに向かう。 少し歩くと、かなり寒気がしてきた。やはり体調は普通ではない。ホテルに戻りバッチリ着込んで再出発。
しかし出た時間が遅れていた為、このままだとかなり狂ってくる。 いつもだと綿密に計画を立て直すのだがどうも気力が湧かない。面倒なので成り行き任せ。 たまにはこうゆうのもいい! まずは当初の予定通り、凡一洞の散策。ここはメジャーな観光地ではないが結構、観る所がある。 チャン・ドンゴンの映画「チング」やイ・ビョンホンの「甘い人生」ドラマ「オールイン」などの撮影場所もある。 店を出て約5分歩き子城台(チャソンデ)公園。 ここは毛利輝元が築き上げたものでその後、豊臣秀吉が朝鮮半島を侵略の際に、戦略、連絡の拠点、とした所。 そこからまた約5分歩き「釜山鎮(プサンジン)市場」に行く。サラッと見たあと、凡一洞の駅に向かう。
この一帯は細い路地や町並み等昔の雰囲気がそのまま残り、映画「チング」の撮影場所。 チングストリートとも呼ばれて映画そのままの風景。 このあと「チング」や「オールイン」で撮影された「三一劇場」に行こうと思い少し歩くが探すのも歩くのも面倒になりパス。
昨日の「ロッテデパート」より高級な百貨店との事だが、店の規模も小さめで客も少なく閑散としていた。 予定では百貨店には寄らず「海雲台(ヘウンデ)」に行き、海雲台の街を散策後「フグのコース料理」の昼食。 しかし朝より体がだるくとても行こうという気にはなれない。 ホテルに帰り少し休む事にする。 O氏に体調が悪いから別行動で行こうと言うが、行動派ではない彼は案の定一緒にホテルに戻る。
少し眠るが回復どころか熱も出てきて段々悪くなる感じ。お腹が痛く下痢で熱も出てだるい。 O氏と同じ物を食べていたので、昨日食べた物があたったという訳でもなさそう。 もしかして今流行の「ノロウィルス?」 このまま悪化してここで入院という最悪のシナリオが頭の中をよぎる。 「ヤバイ!かなりヤバイ」 とりあえず明日になり飛行機に乗り込めば何とか成る。荷物の整理をして明日起きて何も出来ない状態でも帰れる用意だけはしておく。 あと最悪に備え海外旅行保険の適用を考えクレジットカード会社の韓国国内案内の連絡先を確認。 一通り準備を終えまた横になる。 ベットでまどろみながら夕方まで様子を見るが良くも悪くもならず食欲は全く無い。 テレビを見ていると冬型の気圧配置が強まり中部国際空港でも雪の影響で欠航便が出ていたとの事。 やはり朝、寒く感じたのは体調のせいだけではなく事実、気温も低かった様だ。 20時頃まで熟睡。何も食べてないせいかトイレにも行きたくない。21時を過ぎ明かりを消しまた寝る。 12/30(土) 5時過ぎに目を覚まし、8時の目覚ましが鳴るまでベットでまどろむ。 今日は帰国日で現地ガイドさんが9:20にホテルのロービーに迎えに来る。 帰国準備は既に済んでいる為、9時近くまでテレビを見ながらゴロゴロ。 食欲は無いが体がだいぶ楽になっている。家から持参の「オロナミンC」を飲み朝風呂。 O氏はロビーの売店でお土産を買うとの事で荷物を持ち先にロビーに行く。 風呂から上がりさっぱりするとかなり調子が良い感じ。荷物とキーを持ちフロントでチェックアウト。 すると隣に居た女性が「○○さんですか?」と声を掛けて来る。既に現地のガイドさんが待っていた。連れを売店に呼びに行きバスに乗り込む。 「最後にパスポートの確認をして下さい」とのガイドさんの案内。すると隣に居たO氏が「アッ」と言う叫びと同時にホテルに駆け込む。 さすが!いいタイミングで声を掛ける!この確認がなかったら・・・ バスはホテルを出て間もなくバイパスに入り凡一洞を横目に見ながら空港に向かっていく。
ガイドさんはJALカウンターでの手続きまでを終え、「では、気をつけて」とここで終わり。 入国時の銀行で両換えを済ませ出国検査。中の搭乗ロビーで寛ぐ。
11:35定刻通り離陸。 韓国の街並みを眼下に見下ろし上昇。あっという間に海上上空に!
さすがに飲み物はビールではなくアップルジュース。 暫くし、飛行機は下降をはじめ伊勢湾を進み鳥羽の北辺りでUターン。知多半島の先端から北上し中部国際空港へ 入国検査を終え名鉄中部国際空港駅から電車で豊田。カミさんに迎えを頼み無事というか、何とか帰宅。
今回は旅先、しかも海外で体調を崩すというアクシデントに見舞われ、非常に印象深い旅行になった。 実は前日、風邪気味で旅行を心配していた。しかし当日はいよいよこれからという事でナチュラル・ハイの状態。 前日の心配などどこ吹く風、体調の事など全く気にならなかった。 しかし体調不良は高揚した気持に隠れ、感じなかっただけの事。 こうゆう状態に加え睡眠不足で早朝からビールをガンガン飲んだ。また現地でも結構ハードなスケジュール。 そしてまたまた睡眠不足にアルコール。 これじゃあ体調崩して当たり前。自ら招いた当然の結果だった。 しかし体調を崩し寝込む事にはなったが、天気も全て晴れという事もあり、行きたい店や場所は結構周れ、そこそこ充実した旅行だった。 特に2日目はオプシャナルツアーとかではなく公共交通機関で慶州まで行き、途中でバスを降ろされたりとか結構スリリングな体験もした。 地下鉄でホームを間違え改札をくぐったり、身振り手振りで通じないハングルで現地の人と触れ合ったりと、貴重な体験が出来た。 何もしないで済む楽なツアー旅行では絶対味合う事の出来ない体験だった。 色々な困難があったからこそ楽しさが倍増し、印象深く思い出に残る旅行になった様に思える。 |
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