'05春休み北海道旅行
4/29(金)〜5/5(木)
4/29(金)から5/5(木)までの7日間と今年も短めの春休み。このGWも恒例の北海道旅行。交通手段は往復、太平洋フェリー。今回は今年1月に新船が就航したという事でその新船での船旅が目的の一つ。 7日間の休みで往復太平洋周りのフェりーという事で当然北海道滞在は２泊３日と短くなり、道内での予定は何もたてず札幌市内を ぶらついただけ。
短めの春休みという事で旅行翌日から仕事。休み明けは5/6(金)5/7(土)が出勤で日月が休日と変則的。
4/29(金)
今日から春休みで本日の午後８時、名古屋港出航のフェリーで北海道へ旅発つ事に！
出る時間が遅いという事で何も用意をしてなく、昼前から支度を始めた。 交通機関の時間を確認して予定表を印刷したり荷物を詰め込んだり、途中昼食をはさみ２時頃終了。 今回、現地より船内に居る時間の方が長いという事でパソコンも持参する事にした。
今日は嫁も仕事でいない為、駅まで自転車で行く事にした。自転車のタイヤに空気を入れ15時過ぎに 家を出た。子供が言うには30分もかからないとの事だが一時間以上余裕を見て出た。天気は晴れて25度位かなり暑い。 アップダウンが結構あり少し走ると汗が出てきた。たまらず上り坂は自転車を押して歩き始める事になり結局、 駅の駐輪場まで40分程かかった。 快適なサイクリングと思っていたがかなり疲れ、やっぱりバスにした方が良かったと少し後悔。 おまけに花粉症の目に風が当たり真っ赤に充血し涙が止まらない。
駅前のスーパーで少し時間を潰し名鉄に乗り込む。地下鉄直通で17時過ぎに築地口に到着。近くのスーパーで船内での食料を調達し バスでフェリーターミナルに着いたのが18時少し過ぎ。
今日乗るフェリーはこの１月に就航したばかりの新船「きそ」。今までの「いしかり」に変わる「太平洋フェりー」の看板と なっている船。乗船手続きを終え、18:15乗船開始。
先回の9月に北海道に行った時は嫁と２人だったので「特等船室」を取ったが今回は「B寝台」 。しかしこの「きそ」のB寝台は上段と下段が完全に独立。しかもカーテンではなくブラインドで中から鍵も掛かる造り。 プライバシーがかなり重視されている。その上自分の所は向かいはベットではなく窓側の壁で完全に独立。個室みたいな感じで 使えた。
きそB寝台のベット
| きそB寝台のベット
| きそB寝台の室内
|
船内は新しい事もありピカピカで綺麗。造りも豪華で今までの「いしかり」よりレベルは上。まるで豪華客船、とてもフェリーとは 思えない。最近のフェリーは個室とパブリックスペースがどんどん充実していき豪華になる傾向にあり嬉しい事。
サラッと船内を観たあといよいよ楽しみの１人宴会。 自転車で汗をかいたこともあり喉が渇いていたのでビールが美味しい。食事を終えた頃定刻どおり出航。30分位進むと２月に開港した 中部国際空港「セントレア」が見え飛行機の発着も夜空に確認出来た。
９時からラウンジショーが始まり見に行ったが以前にも見たカンツォーネのショーで10分位みてやめた。
| きその船内
| 
|
| きその船内
| 
|
4/30(土)
昨夜は３時間位の睡眠で寝不足気味。７時頃風呂に入り再び横になるがやはり眠れない。目が花粉症と寝不足でかなり調子が悪い。 花粉症の目薬も初めは驚くほど効き目があったが今はさっぱり効かない。
朝食を済ませ缶コーヒーで寛ぎOAコナーの後ろにあるソファーを陣取りパソコンで先週までの万博のログを作成。
外は天気が良く大海原を見ながらここでゆったり至福の時間が過ぎる。 途中映画「たそがれ清兵衛」を見たりして17時に仙台港着岸。 18:30ころジャスコ多賀城店からの買物から戻り再び先程の場所で今度は酒盛り。
定刻の20時になり再び北海道に向け出航。船は昨日、名古屋港を出てから殆どゆれる事は無くまるでホテルにでもいる様な感じで 快適。
| きその船内
| 
|
| きその船内
| 
|
「きそ」仙台港にて
| 「きそ」仙台港にて
| 「きそ」苫小牧港にて
|
5/1(日)
昨夜もあまり熟睡は出来ず寝不足気味。風呂から上がり朝食を済ます。苫小牧着岸まで船内をぶらついたり横になったりして過し、 10時半頃になり荷造りを始める。10:45に下船が始まり大半が降り出口が空き始めてからゆっくり下船。 天気は曇っていて雨が降りそう。厚着していたがさすがに北海道は寒く、本州の真冬並みの気温。
| きその船内
| 
|
| きその船内
| 
|
13時過ぎに実家マンションに着く。オートロックを解除してもらおうと呼び出すが出ないので家に電話をしてみたがそれでも出ない。 そのうち他の住人が入ったので一緒に入る。玄関でチャイムを鳴らしても出ないので携帯に電話しているとエレベーターから父母が 降りてきて一安心。
外は雨が降っていて寒いので何処にも行かず家でビールとカニなど北の幸で一杯。夕方、兄に電話して４人で外に飲みに行こうという 事になりススキノで家族水入らずで飲んだ。
5/2(月)
昨夜は12時頃寝て9時過ぎに起き、今までの寝不足が一気に解消出来た。昨日まで目も真っ赤に充血していたがさすがに今日は 治っていて快適。海上と北海道という花粉とは縁がない所に三日間もいたのと寝不足解消で目もすがすがしい。
天気も今日は晴れて気持ちが良さそう。遅めの朝食をたっぷり食べ、11時頃自転車を出し市内中心部にサイクリング。 坂が無いと16インチの自転車でも結構快適。
菊水から一条大橋を抜け地下鉄バスセンターの入り口に自転車を停め、徒歩にて大通公園に行く。 ここでのんびりくつろぐ。気温は15度位風は冷たいが日差しは暖かい。地下街にも行き今度は札幌駅まで歩く。 駅周辺をぶらついた後再び大通りに戻り自転車を取りに行く。自転車で二条市場に寄りお土産のメロンゼリーを買う。 ススキノ経由で中島公園に行き再びここでくつろぐ。実家には５時半頃戻り夜の宴。
大通公園
| 大通公園
| 大通公園
| 札幌駅から駅前通
|
札幌駅
| 札幌駅
| 豊平館
|
中島公園と自転車
| 中島公園と自転車
| 南大橋から藻岩山方面
|
5/3(火)
7時過ぎに起床、食事を終え10時前に外に停めていた自転車でサイクリング。今日も晴れて気持ちが良い。
今日は菊水の手前で36号に出てススキノに向かう。途中、自転車を停め徒歩にてススキノ経由で大通公園。 ベンチに座っていると嫁からお土産の催促メールが入り丸井に白い恋人を買いに行った。 地下街やたぬきこうじをのんびり散歩しながら、途中自転車を拾い帰宅。
自転車をしっかり梱包しベランダに片付け終え、出前の寿司を摘みながらビール。 15時前に向かいのダイエーでお土産のラーメンと珍味、船での食材を買物し実家に戻り帰る準備。
16:03の地下鉄で大谷地に向かう。フェリーターミナル行きのバスは16:30、少し遅れ苫小牧には18時少し前に着いた。
帰りのフェリーは「きたかみ」この船も2月に中を改装したらしいがやはりランクは往路の「きそ」はもちろん「いしかり」 よりも落ちる。
| きたかみの船内
| 
|
5/4(水)
まず朝風呂。北海道は今日から天気が崩れるが、ここ東北三陸沖では朝から天気が良い。仙台の天気予報も晴れマーク。
朝食は軽くおにぎり一個を食べ昨日から陣とっている展望室で寛ぐ。 9:20船は仙台に着き下船が始まった。40分頃に一時下船、晴れて気持ちが良い青空の下ジャスコまで買物。
昼食を食べ終え12:20仙台港を出航。暫くして外洋に出ると風が強くなり白波が出て来た。この北海道の航海で初めて船の 揺れを感じた。 午後からパソコンで往路の続きを始める。 14:20頃名古屋からの「きそ」とのすれ違いを見る為デッキに出て写真撮影。
名古屋から来た「きそ」とのすれ違い
| 名古屋から来た「きそ」とのすれ違い
|
5/5(木)
7:00過ぎに目覚め先ずは風呂に入る。今日も天気は良く晴れている。快晴の伊良湖水道を写真に収めたかったがちょっと寝過ごした。 おにぎりとカップ麺の朝食を済ませ、暫しソファーでくつろぐ。８時頃「セントレア」沖を通っているとのアナウンスがあり カメラを持ちデッキへ出る。また30分位で今度は名港トリトンをくぐり抜けるシーン。早朝から名古屋港までこの辺りは見所が 多い。
定刻より15分早く着くとの事だが10:05までバスがないので結局ターミナルでの待ち時間が増えるだけ。 昨年秋に開通した「あおなみ線」の野跡駅まで歩こうとも思ったが30分も変わらないのでおとなしく待つ事に。
バスで築地口で降り地下鉄に乗換え、豊田には11:40頃着いた。先週、駐輪場に置いていた自転車は午後から車で回収する事にして 子供に迎いを頼んでいた。５分程待つと先月に免許を取ったばかりの子供が到着。 その運転で12時少し過ぎに無事家に到着。
中部国際空港「セントレア」
| 三つの斜張橋名港トリトン
| 名港西大橋
|
| 名港西大橋のくぐり抜け
| 
|
今回の旅行は天気にも恵まれ殆どが晴れの日。 当初、天気予報では道内は雨だったが実際、雨が降ったのは一週間の旅行の内、北海道初日一日だけだった。
しかし体調的に先週からの花粉症の鼻水や目の不快感は前半かなり憂鬱だった。 花粉から遮断された後半は解消されたが家に戻り数時間でまた再発。 この症状花粉だけではなく寝不足もかなり影響ありそう。
この7日間の旅行の内、往路２泊３日、道内２泊３日滞在、帰り２泊３日の航海と船での時間が長かった。 しかし船の揺れが殆ど無く帰りの３時間ほど少し揺れを感じただけ。北海道までの往復でこんなに安定していた事は今までで 初めてでホント珍しい。
また、新船「きそ」の船内設備も満足した。特にＢ寝台のプライバシー重視や各ベット毎にコンセントが設けられた事など、 Ｂ寝台の充実は自分的には評価。これからもこの船を利用する楽しみが出来た。
道内では２泊３日と短くこれと言って何もしなかったが、美味しい物を食べ快適な陽気の中、市内でのんびりして寛ぎ、楽しめた。