'04春休み北海道旅行

4/29(木)から5/5(水)までの7日間と今年は短めの春休み。28(水)も年休を入れたが5/5(水)が休日出勤になったため7日間の休日は 変わらず。 この休みを利用しての恒例春の北海道旅行。1ヶ月半ほど前「流氷ツアー」 の旅行をしたせいか行く前の楽しみ、ワクワク感はあまり感じず、新鮮さも少なかった様に思える。
今回も往復フェリーでの移動を希望してたが、 28(水)名古屋からのフェリー出航が無いため北海道滞在が短くなるという事で往路は飛行機。 昨年と同じくJALのバーゲンフェアを利用。 復路は太平洋フェリーの苫小牧〜名古屋。昨年春同様、今回もレンタカーでの道央ドライブを予定。

予定表(あくまで当初の予定)
日程4/28(水)4/29(木)4/30(金)5/1(土)5/2(日) 5/3(月)5/4(火)
予定春休初日空路→北海道→市内サイクリング道南ドライブ札幌 苫小牧19:00船内名古屋9:20
詳細春休初日豊田インター10:24
名古屋空港11:01
名古屋12:05-千歳13:40
JAL前13:47(14:02)
--バス約40分--
大谷地駅14:30
地下鉄--10分
レンタカー
8:30〜
札幌
支笏--洞爺
ニセコ
中山峠
札幌
早朝ドライブ
市内サイクリング
市内サイクリング
買物
東札幌(15:56)--10分
大谷地駅(16:30)--フェリー埠頭(17:38)
船内
9:20仙台12:20
名古屋9:20

4/29(木)
10時半頃東名豊田インターを出る高速エアポートバスに乗るため10時前に嫁に車で送ってもらう。天候は晴れ。
インターに近づき道路情報電光掲示板を見るとなんと渋滞40kmの表示。考えてもいなかったが連休の渋滞にハマッタ感じ(^^;
名鉄に電話で問い合わせると「間に合うとは言えない」との微妙な返事。冷静に考えると名古屋12:05発なのでかなり 時間に余裕が有り間に合う筈だが周章狼狽し高速バスを諦め電車で行く事にした。 (この決断が悪夢の始まり)
近くの土橋駅から名鉄で知立経由。特急を5分程待っている間に駅員に聞くと空港近くの西春駅に着くのは 11:41と微妙な時間。時刻表どおり西春駅に着き、タクシーに乗り込む。
車で5分位と思っていたのでこの時点でとりあえず安心した。ところが5分経っても空港が見えて来ないので運転手に聞くと駅から空港までは15分はかかるとの事。とりあえず急いでもらい国内線ロビーに到着。JALカウンターに着いたのは11:55を過ぎていた。
係の人に連れられ走って別の窓口に行ったがもう15分前が過ぎているという事で「乗れません」との冷たい回答。
次の便のキャンセル待ちの手続きを依頼すると「お客様のは通常の航空券ではなくバーゲンフェアを利用なのでそれも出来ない」との事。
「新たに航空券を買ってのキャンセル待ち」と申し訳なさそうに言われた。
事実を受け入れる事が出来ず落ち込んでいると「お客様、今回だけ特別に便宜を計らせて貰います」 と天使のような囁きと、同時にキーボードを色々操作して航空券に担当の名前を記入してくれた。
恐らく最後の名古屋空港 しかし、こんな事が出来るモノなのか?また、何を基準にこうゆう計らいをするのか?カウンターの女の子の全くの独断でやってくれた様だがそんなアバウトなものなのかかなり疑問が湧いた。
まぁ、どうであれ3万数千円の出費は免れた。
次の千歳行きは14:15の約2時間後、キャンセル待ちの順番は3人目。乗れそうか聞いてみると、これが駄目でもその次は 大丈夫ではとの事。もしそれも駄目でも最終の20:00発は空きがあるので最悪今日中には着くとの事で、とりあえず一安心。
長い待ち時間を利用し外をぶらつく。天気が良く気持ちがいい。来年の愛知万博に合わせこの空港は無くなり3月に新しく中部国際空港が知多半島に出来る事になる。恐らく最後でもう来る事は無い名古屋空港の見納め。
14:00になりキャンセル待ちの呼び出しの時間、ドキドキしながら待っていると自分の番号が呼ばれた。ルンルン気分で 搭乗手続きを済ませ、搭乗口に向かって2階へ上って歩いていると呼び止められまたカウンターに連れ戻された。 奥で色々やり取りをして、不安な気持ちで待っていると通常のとは違った航空券を渡されたが何とか乗れるようで、 急いで手荷物検査を受け飛行機に乗り込んだ。自分が殆ど最後の客で座席に座ると扉を閉め間も無く離陸した。
約1時間半で新千歳空港。千歳も晴れで気温は18度、この時期では暖かい。到着して直に札幌行きのバスがあり乗込む。
約40分で地下鉄大谷地駅そこから地下鉄で東札幌に。駅向かいのダイエーで実家のお土産に花を買って帰った。
朝から色々ありどっと疲れが出た。空腹感や喉の渇きを覚え、ウニや毛蟹等の北の幸を肴にビール。 最高!たまらなく至福のひと時。


4/30(金)
今日はレンタカーでドライブの予定。両親も一緒に着いて行くと言っていたが母が疲れるから乗り気ではないようで結局、行くのは パスし自分1人。桑園にあるホンダで8:30から24時間のレンタル。7時過ぎに起き45分に自転車で家を出た。 天気は今日も朝から晴れて気持ちがいい。10分前に店に着き手続きを終え自転車を積み込みジャスト8:30に店を出た。車はフィット が空いてなくパートナーバン1500ccを予約していた。白のライトバンでバリバリの商用車。何の装備もなく窓も手動。でも結構パワー が有り速い。恐らく1300ccのフィットより満足のいく走り。見た目は少し恥ずかしいが誰に会う訳でもないので良しとする。
北4条通から石山通り(R230)を南下。真駒内公園を横切りR453に移り支笏湖を目指す。昨年は国道36号線を走ったので今年は支笏湖経由。真駒内を抜け石山あたりで丁度9時。 思ったより時間が掛かった。昔、よく走った支笏湖までのワインディングロードだが今では安全運転。支笏湖に近づき湖が見える展望台で写真撮影。次に湖畔に行きついでにトイレに寄る。
支笏湖展望台 支笏湖畔
支笏湖から苫小牧までの道は北海道らしい道でお気に入り。 白樺林の真直ぐな道が何キロも続く。
白樺林の真直ぐな道 白樺林の真直ぐな道
苫小牧に入り国道453をそのまま突き当りまで行き右に曲がって直ぐが、昨年も行った「マルトマ食堂」 予定より少し遅れ10:15着。朝は食べなかったので丁度お腹が空いてきた時間。 ホッキ飯を注文、味噌汁をお替り。まだお腹に余裕が有ったので壁に貼ってあるメニューを見てると「本日ウニ丼\1500が\800」と あったのでウニ丼も頼む。さすがにお腹が一杯になった。 外で店や港の写真を撮っていたら店のおやじが来て昨年同様また一枚撮ってくれた。
マルトマ食堂とおやじ マルトマ食堂前の港
約30分で食事を終えマルトマ食堂を後にした。国道36号を西へ進み白老、虎杖浜そして幌別と懐かしい道のりを走る。天気はうす曇、 車内は暑くエアコンを付けたり切ったり。昼頃、イタンキ東浜に着き砂浜を歩く。その後旧道を通って輪西を一回り。 そして母恋駅から左折し地球岬方面へ。トッカリショ、地球岬の絶景を堪能。天気は変わらずうす曇、しかし視界は昨年に比べると 結構遠くまで見渡せた。トッカリショからの眺めはまさに絶景、何かのCMで出てきそうな素晴らしい景色。 それに比べ地球岬からの眺めはそれ程素晴らしいとは思えない。名前から知名度は高いが景色では少し落ちる感じがする。
トッカリショ トッカリショ 地球岬
再び母恋に戻り旧道で室蘭まで。長崎屋で飲み物を買い祝津展望台まで行く。車で少し横になり休憩。祝津は小3から高2まで住んで いた懐かしい街。昨年は祝津の街をゆっくり見ることが出来なかったので、今回は小学校や住んでいた辺りを周ってみた。 小学校の周辺は殆ど変わってはなく昔のまま。小学校も周りのアパートも約40年経過しているのにそのまま、正に時間旅行している 感じ。ただ住んでいた辺りから海だった辺りは自然がまるっきり見当たらない。 昔釣りをした防波堤や磯遊びをした「ぼんず山」の裏は埋め立てが進み白鳥大橋が建っている。ぼんず山も今は白鳥大橋展望台に なっていた。対岸の本輪西方面の景色は白鳥大橋が見える以外殆ど一緒でこれもまた懐かしい。
祝津展望台から測量山 祝津展望台から白鳥大橋 寂れ果てた水族館
絵鞆小学校 ぼんず山頂上(白鳥大橋展望台)から対岸の景色 ぼんず山頂上(白鳥大橋展望台)から鍋島山
14:00丁度に祝津を出発。白鳥大橋を渡り伊達方面に向かう。橋にある温度計は12度を表示。37号線を伊達で右折し 40分弱で昭和新山に着き写真を1枚。洞爺湖畔を通って国道230号に 抜ける。この頃から小雨が降り出してきた。暫く走ると正面に羊蹄山(蝦夷富士)が見え富良野のような丘陵地を縫うように走る。 いかにも北海道という景色が広がる。真狩に曲がる道を通り過ぎて直ぐの「道の駅230ルスツ」で休憩。20分程店を見たり写真を 撮ったりして過した後、今の道を戻り真狩温泉に向かう。雨も降り気温も下がっていたので温泉が気持ち良かった。内湯と露天風呂 からは羊蹄山が真正面に見え、まるで銭湯の富士山の様。
昭和新山 湖畔からの洞爺湖 230号からの洞爺湖
道の駅230ルスツ 道の駅230ルスツ 真狩温泉からの羊蹄山
16:30過ぎに真狩温泉を発ち20分程走り喜茂別に入って直ぐの「きのこ王国」で食事。何種類ものきのこがたっぷり入った 「きのこ丼」と「きのこ汁」はおいしかった。おまけにコーヒーお替り自由というサービス付き。 きのこ王国を17:30に発ちR230を 札幌方面に進む。中山峠で「道の駅望羊中山」に寄る。この辺りになると残雪が激しくまるで冬の様。ここではお決まりの 「揚げ芋」を買う。串に3個刺さっていて食事をした後のおやつにはちょっとボリュームが有りすぎ。食べて食べれない事は無いが 帰ってから一杯やりたいので満腹は避けたいところ。揚げたてのあつあつを一つ食べ終了。 定山渓に入っても雨は 止まず、結局札幌に入っても雨だった。19:00時頃実家に着き天気を聞くと札幌も夕方から雨が降り出したそうで晴れていたのは 午前中だけだったとの事。
きのこ王国(喜茂別) きのこ王国(喜茂別) 中山峠の残雪 中山峠の残雪

5/1(土)
5:30に起床。8:30の車返却の時間まで市内の早朝ドライブ。天気は今日も晴れ。6時に出発し36号からススキノに行き、 ロビンソン前の駐輪場に自転車を置く。 石山通を北に向かい新道を右折。セルフの激安スタンド「モダ石油」でガソリン満タン。裏道を通って新琴似 一条通りに出ようとするがさすがに昔の記憶では道に迷った。なんとか一条通りに出て北に向かう。2条10丁目を曲がり新川の昔の 住まいへ行って見る。変わっているのでやっとのおもいで探し当てる事が出来た。そこから新道に出て石狩街道を南下。 昨年走ったコースと同じ道の堤防沿いを走り南22条大橋の信号を左折、しかしこれが1本早い南19条大橋の信号と曲がっ
て直ぐに気 付いた。豊平区役所を右折し少し走った所で曲がり大体の感じで走り回り、我母校札幌大学へたどり着く。南門から正門に回り 校内でUターン、今度は羊ヶ丘展望台入口でまたUターン。澄川を通って旭ヶ丘へ向かう。 旭ヶ丘展望台は朝6時半から開いていた様で入る事が出来た。ここに来るのは結構久しぶりの事。 ゆっくり散歩をし市内の眺望を楽しみ写真を撮ったりした。8時近くになったので車の返却に桑園に向かう。 しかし時間も少しあるという事で桑園近くの中央市場に行ってみる。さすがにここは朝から観光客や市場関係者で賑わっていた。 8:20に車を返却。ススキノまで送ってもらう。丁度8:30にススキノに着き先ほど置いた自転車で帰宅。
旭ヶ丘展望台から市内の眺望 旭ヶ丘展望台から藻岩山 旭ヶ丘展望台
旭ヶ丘展望台 旭ヶ丘展望台 旭ヶ丘展望台
実家で2時間程休み再び自転車で桑園や中央市場を通って11:30過ぎに琴似のラーメン屋「山桜桃(ゆすら)」に到着。
昨年も来たが既に閉店になった後で食べる事が出来なかったがやっとありつける事が出来た。10分程待った後とんこつの大盛り900円を頼む。
味は「五丈源」に似た感じの自分好みでかなり美味しかった。
帰りは24軒を通って学生時代バイトしていた「花鮨」の入っていたマンションに行ってみたが周りは変わっていてあまり面影は無かった。
休憩を兼ね桑園のジャスコに寄ったあと、札幌駅前通りを通って大通公園でくつろぐ。 ビルの温度計は13度、日差しがあるので結構暖かい。
地下街をぶらつき再び大通公園からパルコにある「スターバックス」でコーヒータイム。ススキノを通り越し今度は中島公園。自転車でグルッと一回り、いつものベンチで一休み。ラーメンの汁まで飲んだせいかさっきから喉が渇く。 早めに実家に帰り、刺身などをつまみビールで喉を潤す。
夜は居酒屋に行こうという事になり、狸こうじにある「炙屋」に両親と三人で出かけた。最後の食事の分のお腹は残しておき、ススキノのロビンソンのレストランで軽く食事して帰った。
5/2(日)
本日、北海道最終日、今日も朝から天気が良い。今回は4/30(金)の夕方から雨になったがドライブ中のことで、天気には恵まれた。 7時半頃起き今回帰省して初めての家での 朝食。いくら丼に刺身をたらふく食べ満腹状態。新聞を読んだりしくつろいだ後、10時ごろ自転車で大通へお土産の買物。三越や 丸井今井で買物を済ませ大通公園でしばしのんびり寛ぐ、ゆっくりススキノの方を周って札幌にお別れ。
1時ごろ実家へ戻り、自転車をしっかり梱包しベランダへ片付ける。間も無く恒例の尾州鮨からの 出前が届く。朝、目一杯食べたせいかあまりお腹も空いてないがビールを飲み食べだすと結構食べれた。しかし自分には2人前以上 あり、半分ほど食べた所でさすがに自信がなくなりシャリを半分以上削って食べる事にした。15:00近くになり向かいのダイエーに フェリーでの食材を買物し、帰る支度を整え16:00少し前の地下鉄で大谷地へ。苫小牧フェリーターミナル行きのいバスは10分程 遅れで大谷地へ着いた。終点のフェリーターミナルには約30分遅れで到着。乗船手続きを済ませ船に乗る。今回の船は 苫小牧19:00発〜名古屋翌々日9:20着、太平洋フェリーの「きたかみ」。残念ながら「いしかり」よりは少し落ちる。 貴重品をフロントに預け、早速風呂。風呂から上がると既に出航の時間が近づいていたので甲板に出て、実家と家に電話。そして イルカの「海岸通り」を聴きながら北海道にお別れ。暫くして船内に戻り自販機でビールを買いゆっくり時間をかけ飲み食い。
大通公園 大通公園 狸こうじから駅方面
すすきの すすきの 苫小牧フェリーターミナル「きたかみ」

5/3(月)
7:00に起床、まず朝風呂。北海道は今日から雨になっていたが、ここ東北三陸沖では朝から天気が良い。仙台も午前中は晴れマーク 。朝食は軽くパンを食べ昨日から陣とっている展望室で寛ぐ。ベットに戻り横になろうとすると下段のベットのオバサンに話しかけ られた。北海道フリークの人の様で名古屋〜苫小牧のこの太平洋フェリーを何度も利用しているとの事。今回も富良野と美瑛に一泊 づつした帰りでかなり満足したらしい。メルヘンチックなペンションで森の中でのコンサートのもよう等熱く語っていた。また、自 分の事も色々聞いてJALやANAのバーゲンフェア超割の事、会員の先行予約の事などメモしながら熱心に聴いていた。
話し込んでいる間に船は仙台に着岸。晴れて気持ちが良い天気の中ジャスコまで買物。まず屋上に行きで街並みを 見物、店内をぶらつきのんびり買物、先程のオバサンも含めてフェリーでの客が目立った。11時半に船に戻り買ってきたネギトロ丼とカニのサラダ、カップ味噌汁の昼食。
仙台を発ち暫くして雨になった。14:30頃名古屋からの「いしかり」とのすれ違いを写真で撮る為デッキに出ると凄い強風。まともに立っていられない程。20m/s位吹いていそう。その割には波は2m位とたいした事はなさそう。真正面からの向かい風を受けて走っているせいか?今回のすれ違いは距離が近いようでいつもよりかなり船が大きく見えた。 夕方また風呂に入った後、喉が渇いた事もあり早めに一人宴会。
ジャスコ多賀城店屋上からの景色 ジャスコ多賀城店屋上から仙台方面 「いしかり」とのすれ違い

5/4(火)
6:30頃目覚め先ずは風呂に入る。7:00頃伊良湖水道の通過をデッキに出て見る。外は小雨が降りどんよりして雲が厚い。船内に戻り カップ雑炊の簡単な朝食。名古屋港の手前で入港の船が混み合っているため30分程遅れるとのアナウンス。9:30近くに名港 トリトンをくぐり45分頃着岸。フェリーターミナルを出た途端にバスが発車。また30分程待たされた。 バスで築地口で降り地下鉄に乗換え。嫁は友達と出かけるとの事で嫁の車を停めているその友人M家に梅坪駅で降り歩いていった。 家に12:30頃着き無事今回の北海道旅行は終了。