春休み北海道旅行PartT

'04/4/29(木)〜5/5(水)



4/29(木)から5/5(水)までの7日間と今年は短めの春休み。
1ヶ月半ほど前「流氷ツアー」 の旅行をしたばかりだがこの休みを利用しての恒例春の北海道旅行。
今回も往復フェリーでの移動を希望してたが、 28(水)名古屋からのフェリー出航が無いため北海道滞在が短くなるという事で往路は飛行機。 昨年と同じくJALのバーゲンフェアを利用。 復路は太平洋フェリーの苫小牧〜名古屋。昨年春同様、今回もレンタカーでの道央ドライブを予定。

4/29(木)
10時半頃東名豊田インターを出る高速エアポートバスに乗るため10時前に嫁に車で送ってもらう。天候は晴れ。
インターに近づき道路情報電光掲示板を見るとなんと渋滞40kmの表示。考えてもいなかったが連休の渋滞にハマッタ感じ(^^;
名鉄に電話で問い合わせると「間に合うとは言えない」との微妙な返事。冷静に考えると名古屋12:05発なのでかなり 時間に余裕が有り間に合う筈だが周章狼狽し高速バスを諦め電車で行く事にした。 (この決断が悪夢の始まり)
近くの土橋駅から名鉄で知立経由。特急を5分程待っている間に駅員に聞くと空港近くの西春駅に着くのは 11:41と微妙な時間。時刻表どおり西春駅に着き、タクシーに乗り込む。
車で5分位と思っていたのでこの時点でとりあえず安心した。ところが5分経っても空港が見えて来ないので運転手に聞くと駅から空港までは15分はかかるとの事。とりあえず急いでもらい国内線ロビーに到着。JALカウンターに着いたのは11:55を過ぎていた。
係の人に連れられ走って別の窓口に行ったがもう15分前が過ぎているという事で「乗れません」との冷たい回答。
次の便のキャンセル待ちの手続きを依頼すると「お客様のは通常の航空券ではなくバーゲンフェアを利用なのでそれも出来ない」との事。
「新たに航空券を買ってのキャンセル待ち」と申し訳なさそうに言われた。
事実を受け入れる事が出来ず落ち込んでいると「お客様、今回だけ特別に便宜を計らせて貰います」 と天使のような囁きと、同時にキーボードを色々操作して航空券に担当の名前を記入してくれた。
恐らく最後の名古屋空港 しかし、こんな事が出来るモノなのか?また、何を基準にこうゆう計らいをするのか?カウンターの女の子の全くの独断でやってくれた様だがそんなアバウトなものなのかかなり疑問が湧いた。
まぁ、どうであれ3万数千円の出費は免れた。
次の千歳行きは14:15の約2時間後、キャンセル待ちの順番は3人目。乗れそうか聞いてみると、これが駄目でもその次は 大丈夫ではとの事。もしそれも駄目でも最終の20:00発は空きがあるので最悪今日中には着くとの事で、とりあえず一安心。
長い待ち時間を利用し外をぶらつく。天気が良く気持ちがいい。来年の愛知万博に合わせこの空港は無くなり3月に新しく中部国際空港が知多半島に出来る事になる。恐らく最後でもう来る事は無い名古屋空港の見納め。
14:00になりキャンセル待ちの呼び出しの時間、ドキドキしながら待っていると自分の番号が呼ばれた。ルンルン気分で 搭乗手続きを済ませ、搭乗口に向かって2階へ上って歩いていると呼び止められまたカウンターに連れ戻された。 奥で色々やり取りをして、不安な気持ちで待っていると通常のとは違った航空券を渡されたが何とか乗れるようで、 急いで手荷物検査を受け飛行機に乗り込んだ。自分が殆ど最後の客で座席に座ると扉を閉め間も無く離陸した。
約1時間半で新千歳空港。千歳も晴れで気温は18度、この時期では暖かい。到着して直に札幌行きのバスがあり乗込む。
約40分で地下鉄大谷地駅そこから地下鉄で東札幌に。駅向かいのダイエーで実家のお土産に花を買って帰った。
朝から色々ありどっと疲れが出た。空腹感や喉の渇きを覚え、ウニや毛蟹等の北の幸を肴にビール。 最高!たまらなく至福のひと時。
4/30(金)
今日はレンタカーでドライブの予定。両親も一緒に着いて行くと言っていたが母が疲れるから乗り気ではないようで結局、行くのは パスし自分1人。桑園にあるホンダで8:30から24時間のレンタル。7時過ぎに起き45分に自転車で家を出た。 天気は今日も朝から晴れて気持ちがいい。10分前に店に着き手続きを終え自転車を積み込みジャスト8:30に店を出た。車はフィット が空いてなくパートナーバン1500ccを予約していた。白のライトバンでバリバリの商用車。何の装備もなく窓も手動。でも結構パワー が有り速い。恐らく1300ccのフィットより満足のいく走り。見た目は少し恥ずかしいが誰に会う訳でもないので良しとする。
北4条通から石山通り(R230)を南下。真駒内公園を横切りR453に移り支笏湖を目指す。昨年は国道36号線を走ったので今年は支笏湖経由。真駒内を抜け石山あたりで丁度9時。 思ったより時間が掛かった。昔、よく走った支笏湖までのワインディングロードだが今では安全運転。支笏湖に近づき湖が見える展望台で写真撮影。次に湖畔に行きついでにトイレに寄る。
支笏湖展望台 支笏湖畔
支笏湖から苫小牧までの道は北海道らしい道でお気に入り。 白樺林の真直ぐな道が何キロも続く。
白樺林の真直ぐな道 白樺林の真直ぐな道
苫小牧に入り国道453をそのまま突き当りまで行き右に曲がって直ぐが、昨年も行った「マルトマ食堂」 予定より少し遅れ10:15着。朝は食べなかったので丁度お腹が空いてきた時間。 ホッキ飯を注文、味噌汁をお替り。まだお腹に余裕が有ったので壁に貼ってあるメニューを見てると「本日ウニ丼\1500が\800」と あったのでウニ丼も頼む。さすがにお腹が一杯になった。 外で店や港の写真を撮っていたら店のおやじが来て昨年同様また一枚撮ってくれた。
マルトマ食堂とおやじ マルトマ食堂前の港
約30分で食事を終えマルトマ食堂を後にした。国道36号を西へ進み白老、虎杖浜そして幌別と懐かしい道のりを走る。天気はうす曇、 車内は暑くエアコンを付けたり切ったり。昼頃、イタンキ東浜に着き砂浜を歩く。その後旧道を通って輪西を一回り。 そして母恋駅から左折し地球岬方面へ。トッカリショ、地球岬の絶景を堪能。天気は変わらずうす曇、しかし視界は昨年に比べると 結構遠くまで見渡せた。トッカリショからの眺めはまさに絶景、何かのCMで出てきそうな素晴らしい景色。 それに比べ地球岬からの眺めはそれ程素晴らしいとは思えない。名前から知名度は高いが景色では少し落ちる感じがする。
トッカリショ トッカリショ 地球岬
再び母恋に戻り旧道で室蘭まで。長崎屋で飲み物を買い祝津展望台まで行く。車で少し横になり休憩。祝津は小3から高2まで住んで いた懐かしい街。昨年は祝津の街をゆっくり見ることが出来なかったので、今回は小学校や住んでいた辺りを周ってみた。 小学校の周辺は殆ど変わってはなく昔のまま。小学校も周りのアパートも約40年経過しているのにそのまま、正に時間旅行している 感じ。ただ住んでいた辺りから海だった辺りは自然がまるっきり見当たらない。 昔釣りをした防波堤や磯遊びをした「ぼんず山」の裏は埋め立てが進み白鳥大橋が建っている。ぼんず山も今は白鳥大橋展望台に なっていた。対岸の本輪西方面の景色は白鳥大橋が見える以外殆ど一緒でこれもまた懐かしい。
祝津展望台から測量山 祝津展望台から白鳥大橋 寂れ果てた水族館
絵鞆小学校 ぼんず山頂上(白鳥大橋展望台)から対岸の景色 ぼんず山頂上(白鳥大橋展望台)から鍋島山
14:00丁度に祝津を出発。白鳥大橋を渡り伊達方面に向かう。橋にある温度計は12度を表示。37号線を伊達で右折し 40分弱で昭和新山に着き写真を1枚。洞爺湖畔を通って国道230号に 抜ける。この頃から小雨が降り出してきた。暫く走ると正面に羊蹄山(蝦夷富士)が見え富良野のような丘陵地を縫うように走る。 いかにも北海道という景色が広がる。真狩に曲がる道を通り過ぎて直ぐの「道の駅230ルスツ」で休憩。20分程店を見たり写真を 撮ったりして過した後、今の道を戻り真狩温泉に向かう。雨も降り気温も下がっていたので温泉が気持ち良かった。内湯と露天風呂 からは羊蹄山が真正面に見え、まるで銭湯の富士山の様。
昭和新山 湖畔からの洞爺湖 230号からの洞爺湖
道の駅230ルスツ 道の駅230ルスツ 真狩温泉からの羊蹄山
16:30過ぎに真狩温泉を発ち20分程走り喜茂別に入って直ぐの「きのこ王国」で食事。何種類ものきのこがたっぷり入った 「きのこ丼」と「きのこ汁」はおいしかった。おまけにコーヒーお替り自由というサービス付き。 きのこ王国を17:30に発ちR230を 札幌方面に進む。中山峠で「道の駅望羊中山」に寄る。この辺りになると残雪が激しくまるで冬の様。ここではお決まりの 「揚げ芋」を買う。串に3個刺さっていて食事をした後のおやつにはちょっとボリュームが有りすぎ。食べて食べれない事は無いが 帰ってから一杯やりたいので満腹は避けたいところ。揚げたてのあつあつを一つ食べ終了。 定山渓に入っても雨は 止まず、結局札幌に入っても雨だった。19:00時頃実家に着き天気を聞くと札幌も夕方から雨が降り出したそうで晴れていたのは 午前中だけだったとの事。
きのこ王国(喜茂別) きのこ王国(喜茂別) 中山峠の残雪 中山峠の残雪



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