'08年末 北海道旅行1日目12/26(金)朝、まだ真っ暗な5時に出発。 元町工場の駐車場に車を停め5:23の空港直通バスに乗り込む。 1時間ほどで到着、利用便は中部国際空港7:30発で9:10新千歳空港着のANA札幌行きの始発。 ANAのSKiPサービスを利用で何の手続きも無く直接保安検査場に行けるためいつもの様に空港内を ぶらついても時間をもてあます。
今日は強い冬型の気圧配置で新潟行きなど日本海側行きの便は欠航や状況を見て引き返すような事を アナウンスしていたがまさか札幌便もとは! 天気予報でも日本海側は荒れるが北海道は翌日が荒天の予報で今日は全く心配していなかった。 返金手続きのための案内がされ、一旦搭乗口に入りそこから手荷物受け取りやカウンターに向かう様放送がある。 この時点ではほぼこの旅行を諦め、せめて今日の宿代は無理にしても残りの 宿代の僅かな返金で損害を小さくする事しか考えてなかった。 この後たとえ天候が回復されても年末のこの時期、空席などあるわけが無い。実際今月の初めに予約した時点でこの始発便と 最終便に僅かな空席があったのみ。 それでも僅かな期待を持ち まずは順番が早いに越した事は無いので落胆しながら歩く客を追い越しながら、預けた手荷物も 無いため前から数組目の順番にカウンターに着く。 カウンターでの乗客との会話に聞き耳を立てると振り替え便も選択肢に有る様で仙台経由便の案内をしていた。 ただ仙台から札幌は未定だが席の確保は出来る様だ。 四つのカウンターで対応しているので順番から行くと次の次で自分の番。しかしどの乗客も対応に時間がかかり なかなか自分に順番が来ない。その間にもJALやANAなどの札幌便が次々に欠航のアナウンスが入っていた。 次の便の欠航手続きの案内が始まり、何番から何番までのカウンターに行く様にアナウンスがされている。 そのうち次の便の乗客が来そうで仙台経由便の空席を心配しているうちに やっと自分の順番が来た。 仙台経由便を選択して札幌までの席は一応確保出来た。仙台から札幌に行けない場合でも中部に帰れることも確認出来 たので最悪、仙台で宿泊し仙台旅行という事で決定。 出発ロビーのカウンターには欠航手続の乗客でごった返している。 仙台経由便での札幌行きは空席30数席との事だったので殆どの人はこの便は利用出来ず札幌行きは断念した事だろう。 2004年の北海道からの帰路の台風の時もそうだったが、やはりこうゆう非常時は決断と行動の速さが明暗を分けるとつくづく実感。 しかしその後、仙台も雪のため調整中の案内。不安と淡い期待を抱きながら11:20発の仙台行きを待つ。 その後調整中もなくなり搭乗手続中に!とりあえず仙台までは確実になったので搭乗ロビーで寛ぐ。 間もなく搭乗が開始。仙台行きの機材はバスに毛の生えた様なプロペラ機。
その後飯田を超え南アルプス上空へ。反対の窓からは大きく富士山が見える。 山梨北部から秩父を抜け福島、宮城。最後は太平洋に抜け着陸態勢。
前後の便が欠航になっていた事で一気にテンションが下がる。 間もなく14:05発札幌便の案内が入り13:10の千歳からの天候調査で欠航にするか決めるとの事。 13:10になっても案内が無くドキドキしながら待っていると15分にアナウンスがあり14:10の天候調査まで待つとの事。
まぁ上空まで行くという事は希望が持てるという事なのでまずは状況は好転したと前向きに考えてよし。 早速搭乗口まで行き少し待ち搭乗。機材はAIR DOの機材を使用。搭乗後中々出発せずさらに10分以上遅れで出発。 高度を上げたところで機内サービスでの飲み物だが、 さすが北海道の航空会社、十勝産玉葱のオニオンスープが有りこれがかなりグットでした。
暫くして北海道沖上空でまたまた機長から機内放送があり「この飛行機は一旦ユーターンします」 えっ!と思い一瞬心臓がドキッとしたら 「津軽海峡で旋回し待機せよ」との管制塔からの支持があったとの事。 また不安になり待っていると着陸態勢に入るとの事で一安心。しかし滑走路に着陸するまでまだ不安が解消されず そしてやっと着陸。今度こそは安心です。
17:00発の高速はやぶさ号で登別温泉に着いたのは18:30過ぎ。今朝5時少し前に家を出たので14時間近くの 道のりだった。 登別温泉での宿は4月に行った時と同じ「滝本イン」 まずは食事の前に温泉。第一滝本館の大浴場ではなく滝本インの風呂に行く。ここは先回も行かなかったので始めての利用 になる。 第一滝本館の大浴場にばかり目が行くがここの風呂も贅沢な掛け流しの硫黄泉で中々快適。 しかも誰もいなく独り占め状態で結構穴場です。
楽天での予約でグラスワインがサービスですがすぐに飲み干し次はビール。 時間が遅かったせいか他の客も直に居なくなり、1人では何となく居心地が悪くおかわりを我慢して退散(^^;
ホテルのすぐ裏の間欠泉の吹き出る「泉源公園」にまずは行く。 公園の間欠泉を覗いた後は地獄谷の入口辺りをぶらっとする。雪が降っていていい感じです。
年末のせいか思ったより人通りが多い。賑やかそうな所を一通り歩き、 食事がちょっと物足りなかったのでコンビニで買い物をしてホテルに戻る
浴衣に着替え、向かいの滝本館まで。広い館内を通って大浴場。 雪の降る中、硫黄の匂いのする露天風呂で幸せを実感!
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